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合理化とは
合理化は、認知バイアスの一種である認知的不協和理論によって説明されます。認知バイアスとは、情報処理や意思決定時に人々が犯しやすい系統的な思考の誤りを指します。認知バイアスは、論理学、認知科学、社会心理学などの学問で研究対象とされています。
合理化は、自分の行動や選択に矛盾が生じた場合に生じる不快感を軽減しようとするプロセスです。認知的不協和理論によれば、矛盾した2つの認知がある場合、その不協和を解消するために、比較的変えやすいほうの認知を変えて、協和している状態にしようとします。
具体的には、次のような状況で合理化が起こることがあります:
- 長い時間待ってようやく入った人気ラーメン店で、「それほど味が美味しくないな」と感じても、「今日は体調が悪いのかな」と自分を「言い訳」してしまうこと。
- 自然災害や事故、事件などが予測される状況下にあっても、「自分だけは大丈夫」「今回は大丈夫」と都合の悪い情報を無視したり、過小評価してしまうこと。
これらの例は、合理化が認知的不協和を解消し、心理的な不快感を軽減するために使われることを示しています。
