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ギャンブラー錯誤とは
ギャンブラー錯誤(Gambler’s Fallacy)は、統計学や心理学で取り上げられる認知のバイアスの一つです。これは、ランダムな出来事が連続して起こった場合、次の出来事がそれとは無関係であるという事実にもかかわらず、特定のパターンや傾向が発生すると考える傾向を指します。
具体的な例を挙げると、ルーレットの赤や黒の出目、コインの表裏、またはサイコロの出目などが挙げられます。例えば、赤の出目が5回連続して出た場合、ギャンブラー錯誤に陥る人は、次の出目が黒になる確率が高いと考えることがあります。しかし、これは誤った推論であり、実際には各試行の結果は互いに独立しており、次の出目がどうなるかは以前の結果には影響されません。
この誤った推論は、確率や統計の基本原則である「独立性」を無視することに起因しています。ランダムな出来事が連続して起こった場合でも、それぞれの試行は独立した事象であり、過去の結果が将来の結果に影響を与えるわけではありません。
ギャンブラー錯誤に陥ることは、賭け事や投資などの意思決定に影響を与える可能性があります。このような状況では、客観的なデータや統計的な考察に基づいた判断が重要です。
