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確証バイアスとは
確証バイアスとは、認知心理学や社会心理学で取り上げられるバイアスの一種で、自分の思い込みや願望を強化する情報ばかりに目が行き、そうではない情報は軽視してしまう傾向のことを指します。これは、人々が自分の信念や意見を支持する証拠を積極的に探し、その信念を裏付ける情報に偏りが生じる心理現象です。
確証バイアスは、政治、経済、ビジネス、SNS、日々の実生活等のさまざまな場面で見られます。その原因は、自己正当化の欲求や無意識の偏見にあるとされています。人々は自分の判断や考えを正当化しようとする傾向があり、そのために物事や人を判断する際に、確証バイアスが発生するのです。
確証バイアスが起こりにくい習慣を身につけるためには、批判的な意見を積極的に受け入れたり、具体的な数値やデータを参考にしたりすることが有効です。また、人事領域では、採用面接の質問を標準化する構造化面接の導入など、確証バイアスを防ぐ仕組み作りも重要です。
つまり、確証バイアスは我々の判断や意思決定に影響を与える重要な心理現象であり、その影響を最小限にするためには客観的な情報の収集や批判的思考が必要です。
