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誤帰属とは
誤帰属(Misattribution)とは、心理学の用語で、人々が物事の原因を誤って本来のものとは異なる要因に帰属させることを指します。錯誤帰属とも呼ばれます。
例えば、魅力的な女性が現れて胸がドキドキする場合、そのドキドキを女性に対する好意によるものだと勘違いすることがあります。恐怖や不安で心拍が高まっているときに出会った異性に対して、その興奮を相手に対する感情に帰属させることもあります。また、遊園地でデートをすると、体験の興奮を相手に対する魅力に勘違いしてしまうことがあります。
さらに、単純接触効果の生起要因として、「知覚的流暢性の誤帰属」という説があります。これは、繰り返し接しているうちに相手に対する好意が増す現象で、人々が相手との接触をよりスムーズで容易に感じるようになることで、相手に対する好意も増すというものです。
誤帰属は、感情や行動の理解において間違った判断を導く要因の一つです。これを克服するためには、客観的な視点を持ち、情報を十分に考慮することが重要です。
