声は生まれつきのものですが、その声色によって与えやすい印象があるようです
声色から人格が想像されてしまう
人の声の印象は、その人のイメージに大きな影響を与えます。声色や声質は、唇や声帯の形、骨格などの身体的な要素により異なり、生まれつきの特徴によって決まることが多いです。もちろん、声の性質そのものが性格を決定するわけではありませんが、相手に与える印象には大きく影響します。
特に、初対面の場面や電話などで声だけを聞いたときには、声色から想像されるイメージが非常に重要です。心理学者アディントンの研究によると、声の高さや話し方、声質といった要素によって、聞き手が抱く印象には一定のパターンがあることがわかりました。このため、声は単なる音以上に、コミュニケーションにおいてその人の印象や人格に影響を与える重要な要素だと言えます。
同じ声色でも男女で印象が異なる
声色によって相手に与える印象は、声の高さや明瞭さ、抑揚、話す速さなどによって大きく左右されますが、さらに「性別」によっても異なります。たとえば、同じような柔らかい声色でも、男性が話す場合と女性が話す場合では、聞き手の受ける印象は異なり、男性の柔らかい声は「落ち着き」や「親しみやすさ」を、女性の柔らかい声は「優しさ」や「包容力」を感じさせることが多いです。
また、声質そのものは生まれつきの要素が大きいものの、話し方や抑揚、言葉遣いはその人の育った環境や生活、そして職業などによって変化することが少なくありません。声の印象を改善したい場合、話し方や言葉遣い、声の出し方を意識的に工夫することで、相手に与えるイメージをより良いものにすることができます。
男女によって声色で与える印象が異なる
心理学者のアディントンが行った調査によると、声色がその人の印象を左右することがわかりました。また、同じタイプの声色でも男性か女性かによって印象が異なります.
| 朗々とした声 ユーモアがある、プライドが高い 活発、社交的、ユーモアがなぃ | |
| 野太く低い声 現実的、落ちついている 野暮ったい、怠慢、男性的 | 高い声 やさしい、美的な印象 外向的、明るい |
| 息混じりでか細い声 変わり者、自分の世界がある 華奢、薄っぺらい | 力の抜けた声 頼りない、心許せない 感受性が豊か、社交的 |
| 緊張した声 年長者、頑固、けんかっ早い 女性的、若者、感情的 | 抑揚のある声 女性的、活動的、変わり者 外交的、活動的 |
声色のよるイメージには男女差があるが、共通して相手に好ましくない印象を与えのが鼻声である。媚びを売るイメージが強く、何か下心がるとか、企んでいると思われやすい。
男女では声の高低に最も特徴がある。一般に、男性の声は低く、女性は高いが、この違いは性ホルモンによるものと考えられる。性ホルモンの分泌がまだ少ない子どもは男女とも声が高い。
