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威張りたくて腕を組んでいるわけではない

行動心理学
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腕組みをするとなんとなく安心するという人は意外にも多いのですよ!

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周りをシャットアウトして自分を守る

腕組みは、他者をシャットアウトして自分を守る防衛的な行動です。腕を組むことで無意識に「自分のテリトリーを侵されないようにしたい」という心理が働き、周りとの距離を保とうとします。この行為は「自己親密行動」の一種であり、自分自身を落ち着かせたい、安心感を得たいときに見られます。例えば、不安や寂しさを感じているときに、まるで自分を抱きしめるように腕を組むことがあります。これは、幼少期に母親に抱かれていたときの安らぎを求め、自分自身でその感覚を再現していると考えられます。

また、腕組みは集中して自分の世界に浸りたいときや、周りを拒絶したいときにもよく見られます。社会的な場面、特に職場や公の場面で腕を組むと、周りに「話しかけにくい」「冷たい」という印象を与えかねません。そのため、場面に応じて意識的に腕組みを避けることが望ましいでしょう。

さらに、腕組みは他者にネガティブな印象を与えるだけでなく、自分の心理状態にも影響を与えることがわかっています。ある実験では、腕組みをすると心が閉鎖的になりやすく、外部からの情報を受け入れにくくなる傾向が見られました。このように、腕組みは無意識の防御姿勢である一方で、自分自身の心にも少なからず影響を与える行動といえます。

攻撃的なときもある

腕組みは、自分を守るための防衛的な姿勢だけでなく、時には攻撃的な意味を持つこともあります。行動心理学の観点から見ても、腕を組むことで相手に対する敵意や警戒心を表現し、対抗的な心理状態を示す場合があります。

特に、男性や上司が部下に対して腕を組んでいる状況では、自分の立場や強さをアピールし、相手に対して威圧感を与える意図があることが多いと考えられます。このような腕組みは「自分が上の立場である」という無意識の表れであり、相手に対する優位性や主導権を強調する仕草といえるでしょう。

この姿勢が他者に与える印象は非常に強く、場合によっては圧力や拒絶のサインとして受け取られることもあります。そのため、場面や相手との関係性に応じて、こうした腕組みを意識的に避けたり、穏やかな姿勢を取ったりすることで、相手に与える印象を和らげることができます。

敵意アリ・ナシは手の形次第

腕を組んでいるときの心理状態は、手を見てもわかります。不安感が強い二の腕をつかみ、敵意が強いと拳をつくる傾向にあります。より自分を安心させたい場合には、肩やわきの下を抱くこともあります。

体のパーツの動きは心理状態を表すものが多い。腕の動きは自己保身に関連するもの、足の動いは性的関心を、胴体の動きは不安を表す傾向がある

腕組みの代わりに別の行為で自己防衛を図るケースもある。男性なら腕時計やカフスをいじるしぐさが、女性ではパッグやクッション、ぬいぐるみなどを胸に抱えるように持つしぐさがある

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