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納得していなくても「なるほど」と言う

行動心理学
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特に意味もなく言ってしまう口癖には、自分でも思わぬ本音が潜んでいるものです。

目次

言い間違えた内容にこそ本音が

フロイトによれば、私たちが普段意識的に避けようとする言動や考えが、無意識のうちに現れることがあります。このような無意識的な言い間違いや失念—例えば、うっかり名前を間違えて呼んだり、約束をすっぽかしてしまったりすることは、実はその人の本音が現れる瞬間だとされています。

日常生活では、私たちは社会的なルールや他人の期待に応えようとし、表面的な言動を意識的に選ぶことが多いです。しかし、フロイトはこうした無意識的な失敗こそが、個人の抑圧された本当の気持ちや願望を反映していると指摘しています。普段は抑え込んでいる感情や思考が、何かしらのきっかけ—例えば緊張しているときやリラックスしているとき—に、ふとした瞬間に表に出てしまうのです。

特に、失言や忘れ物が「よりによって」起きるタイミング—例えば重要な場面で—は、無意識のうちに積もり積もった内面的な葛藤が爆発する瞬間であることが多いのです。こうした無意識的な表現が、本音を知るための手がかりとなることがあるため、注意深く観察することで、その人の本当の考えや感情に気づくことができるかもしれません。

気つかぬうちに心のうちを話している

私たちは、意識していないうちに心のうちを言葉にしていることがあります。普段は穏やかな口調で話す人が、何かの拍子に急に乱暴な言葉を使うと、そのギャップに驚くことがあります。このように、言葉遣いや話し方は、心の状態によって大きく変化し、その人の印象をも左右します。心理的な緊張や感情の変化が、言葉に表れることがあるため、普段の言葉遣いがその人の心の状態を示唆していることが多いのです。

また、同僚や上司、友人と話していると、その人特有の口癖に気づくこともあります。実は、口癖からその人の性格や心の状態を知ることができるのです。口癖は無意識のうちに出る言葉であり、本人が意図しなくても、心の中で何を感じているのかを表現しています。例えば、繰り返し使う言葉やフレーズは、その人の思考のパターンや感情の傾向を反映している場合が多いです。

もちろん、自分自身にも口癖があるはずです。気づかぬうちに発する言葉が、他人に自分の本音を伝えてしまうこともあります。そのため、口癖が自分の心情を無意識に漏らしてしまわないよう、少し注意を払うことも大切かもしれません。本音を隠したいときには、言葉の使い方に気をつけることが重要です。

口癖から読み取れる性格や心理

口癖は無意識に言っていることが多く、潜在的な本音が隠れていることがあります。

なるほど
聞くよりも話したい

間き役になるのが苦手なタイプ。次に自分が話したいがために、「もうわかった」と相手の話を切り上げようとしている。
だから
自己主張が強い

「ですから」も同様に、自分の意見を繰り返し、念を押している。自分の意見が正しいという意識が強く、相手にもそう思わせたい。
そうですね
リーダーシップ

これから自分の意見を話すという前置き。相手の意見を聞いたうえで発言するため、協調性がある。
一応
妥協している

自分の意見を主張するにも、少し引きながら伝える控えめなタイプ。自信のなさからきていることも。
別に
本当は不満があるが言えない

言いたいことがあるが我慢している。または言えない事情があるか、「言ってもムダだ」とあきらめている。これが多い人は欲求不満傾向にある。
〇〇的
断定したくない

「〇〇的」や「〇〇感」を使う人は、自分の意見をぼかして柔らか伝えたい。場合によっては、優柔不断で責任逃れともとれる。
ふつう
自信がない

自信がなく、はっきり答えることを避けている。または考えるのが面倒くさい。とりあえず「よくわからない」と言うのもこれと同様。
要は
仕切りたがり

「要は」や「要するに」などで話を結論にもっていくのは仕切りたがり。その割に要領を得ないなら、ただ自己中心とも言える。

ジークムント・フロイト(1856~1839年)オーストラリアの精神分析医、精神科医、現代の診療療法や診療心理学の基礎となる独自の理論を築いた。

D言葉
でも・だって・どうせ・だけど・だったら、などの言葉を指す。 ネガティブ発言や言い訳の言葉、責任転嫁をするときによく用いられる.そのため、D言葉が多いとよい印象をもたれない。

行動心理学

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