着なれない服を着ると落ちつかないように、服装はその人の個性やイメージを表します
「誰かと同じ」はイヤ
ファッションは、自分自身をどう見せたいか、どう表現したいかを反映する重要な手段です。社会心理学者のカイザーによれば、人が服を選ぶ目的には、自分をより大きく見せる「自己拡大」、異性に対する魅力を高める「性的魅力の増大」、そして地位を誇示する「地位の表示」の3つがあります。私たちが普段選ぶ服は、その人の性格や価値観を周囲に伝える役割も果たします。例えば、ブランド品を好む人は自分を際立たせたいと思っていたり、逆に地味な服装を選ぶ人は控えめで堅実な印象を大切にしていたりと、それぞれの選択には意味があるのです。
中でも、特におしゃれに敏感な人が古着やヴィンテージアイテムを好むのは、「誰かと同じはイヤ」という強い個性の表れです。古着はユニークで希少価値が高く、他の人とかぶることが少ないため、自分のスタイルを際立たせたい、他者と一線を画したいという気持ちを満たします。こうした個性のアピールは、ファッションを通じて「自分らしさ」を示すための有効な方法なのです。
買った物をなかなか使えない心理つて?
欲しくて購入したバッグや靴をなかなか使えないのは、「使いたいけど大事にしたい」という矛盾した心理が影響しています。これを「使い惜しみ」の心理と呼ぶことができます。この心理の背景には、物を傷つけたり汚したりしたくない気持ちがあり、せっかく手に入れたものを長く綺麗な状態で保ちたいという思いが強く働いているのです。
また、このような心理は物への愛着や価値観とも関連しています。「特別なときに使いたい」という気持ちもあり、なかなか日常使いに踏み切れないことも多いです。しかし、実際には「使わないうちに流行が過ぎてしまう」「持つ機会を失う」といった可能性もあるため、思い切って使い始めることも大切かもしれません。
おしゃれな小物を使った自己表現
服に比ぺて長くつきあうだけに、小物や髪型にはこだわりがつまっているものです。それらを通して、その人の性格や心理が表れています。
メガネをかける
だてメガネ
顔のコンプレックスを隠してよく見せたい。インテリヘの変身願望。
ふちなしメガネ
ありのままの自分を見てほしい。..
サングラス
本心を悟られたくない。遠慮のない自己表現
室内で帽子をかぶる
センスがあると自負している。自意識過剰だが気配り上手
ピア スを空ける
自分の体を使って新しい自分を表現したいと思っている。数が多いほど承認欲求が強く、おへそや昴などにつける人は顕示欲求が高い。

髪型を整える
長輩(男性)
争いが苦手。耳を隠すなら世界をシャットアウトしている
短髪(男性)
男らしさ重視。女性に紳士であろうとする。支配的な傾向も
白髪をきれいに染める
マメな人。人生に未練がある
腕時計をつける
アナログ
繊細でまじめだが、優柔不で決断力がない。
デジタル
頭の回転が速く、論理的り費家タイプ。
つけない
束縛を嫌う自由人。ルーズな面もある。
イケメンでもダサければ評価は下がる?
実験で男子大学生に対して行われたこの調査では、「イケメン」かどうかだけではなく、服装のセンスが対人評価に大きく影響することが確認されました。イケメンと評価された男性がダサい服装をしていた場合、その全体評価が下がる一方で、イケメンでない男性でも高評価のファッションをしていれば、より魅力的に見られる傾向がありました。つまり、見た目の魅力は顔だけではなく、服装のセンスによっても左右されるという結果が示されたのです。
このように、対人評価は「顔」だけに依存するものではなく、服装やスタイルがその人の印象を大きく変える要因となります。
自分の体形に不満がある人ほど、ファッションにも不満をもちやすい。自分の体型が理想とは違い、何を着てもしっくりこないため。ろくに着ないのに服をたくさん買う人にはこのタイプが多い。
